2013/03/21

春を呼ぶ「よさこい」 光輝くソーランの舞い!/社会福祉法人 慈生会 マ・メゾン光星

こんにちは!ナイチュウです!

今回は、那須町の障害者施設「マ・メゾン光星(こうせい)」を拠点に活動するよさこいチーム「光舞隊(ひかりぶたい)」の皆さんに会いに出かけました。

みなさんは、よさこいを見たり、踊ったりしたことはありますか?
躍動するリズムとかけ声に、思わず体が動き出しちゃいますね~。

ぼくがおじゃましたとき、光舞隊の皆さんは真剣な練習の真っ最中でした。
大きな舞台を控えて、本番さながらの熱演。

写真:光舞隊の皆さん

光舞隊代表の面川浩美(おもかわ・ひろみ)さんにお話を伺いました。

「光舞隊は、平成13年、マ・メゾン光星の小さなクラブ活動をきっかけに誕生しました。
光り輝き舞い踊るチームでありたい、障害のある方が発する光を大切にしていきたい、そんな願いを込めて、“光舞隊”と名付けたんです。」

写真:面川さん

マ・メゾン光星の職員でもある面川さん。
ある日、知り合いのよさこいチームを施設にお迎えしたことがあったんだそうです。

「よさこいを見ていた利用者さんが、自然とリズムをとったり、立ち上がって踊りはじめたんです。
そんな楽しそうな姿を見て、“みんなでやろう!”と、思いました。」

それまで、面川さん自身もよさこいを踊った経験はなかったそうですが、翌年の栃木県障害者文化祭、「カルフルとちぎ」での披露することを目標に、月1回、利用者のみなさんと一緒に指導を受け、練習に励んだそうでチュ。

写真:約50名のメンバー構成

今では、障害のあるなしに関わらず、1歳から73歳までの約50名のメンバーで構成されているという光舞隊。

「週1回の練習に加え、月に1度はイベントに参加してます。
イベントに出ることは、よい目標となって、みんな生き生きするんですよ。
最近では、旗や鳴子を自分たちで準備するなど、自主性も出てきました。」

2007年には、スウェーデンまで出かけてよさこいを演じたそうです。

「スウェーデンでは、私たちが言葉の壁にとまどう中、障害のある方々が上手に現地の方々と交流している様子を見て、言葉のいらないコミュニケーションを教わりましたね。」

体を大きく使いながら、身振り手振りでメンバーを指導する面川さん。

「支援者が適当に踊ると、障害のある方には、伝わらないんです。
表情豊かに、大げさなくらいに踊っています。
お客さんに披露できるようになるまで、何度も繰り返し練習しているんですよ。」

 

そしていよいよ、本番の日がやってきました。

写真:「第三回 光舞隊よさこい演舞会」

2月24日(日曜日)に、那須町文化センターで開催された「第三回 光舞隊よさこい演舞会」。
光舞隊が主催する、年に一度の大イベントです。

今年は、県内外から、7つのよさこいチームが参加!
スペシャルゲストとして、「ミスターよさこい」こと、宮本毅(みやもと・たけし)さんも、北海道から駆けつけてくれたんだそうでチュ。

最初に披露したのは「チャレンジド」という演目。
障害を持つ人を指す「チャレンジド」という言葉は、障害をマイナスと捉えるのではなく、ポジティブに活かしていこうという想いが込められていて、アメリカで普及した後、日本でも広まりつつあります。

写真:気合いの入った踊りっぷり

気合いの入った踊りっぷりに、会場は一気に引き込まれていきました。

その後も、オリジナル曲や宮本毅さんの歌に合わせた演目を、次々と披露してくれた光舞隊。

写真:楽しそうに踊っている皆さん

生き生きと楽しそうに踊っている皆さんを見て、ぼくも一緒に踊りたくなったでチュウ。

「旗士の舞(きしのまい)」という演目も好評です。
ふだんは踊り子が主役ですが、この演目では旗持ちの方々が主役!
大きな旗が一斉に振られる様子は、とっても迫力があります。

写真:旗士の舞(きしのまい)

「旗持ちの人がいるから、踊りがより際立つんだね。」
「踊りを盛り上げる重要な役割ですね。」
お客さんからそんな言葉をかけられることもあるそうです。

周囲に合わせて踊ることが苦手なせいで、踊り子として参加することが難しく、旗持ちを担当することになった方もいるそうですが、お客さんからかけられるそんな言葉が、彼らのやりがいにつながっているそうです。

 

今回が演舞会デビューとなるチームも参加。
おとなり那須塩原市、西那須野地区の知的障害者親の会「なすっこ」が結成したチーム「なすっこ踊隊(おどりたい)」。

写真:「なすっこ踊隊(おどりたい)」

光舞隊の踊りに刺激されてよさこいを始め、今回お客さんの前で初披露となったそうです。

他のチームのみなさんも、和傘や扇、太鼓を使った踊りを披露し、演舞会を盛り上げていました。

写真:他のチームのみなさん

よさこいには、いろいろな曲や衣装、踊り方があり、奥が深そうでチュウ。

 

そして、演舞会はついにフィナーレへ!
宮本毅さんの歌にのせて、出演者やお客さんが自由にステージにあがり、みんなで踊りました。

写真:フィナーレ

熱気と感動が会場全体を包む中、演舞会は終了。

「この演舞会を通して、障害があってもいろんな活躍の場があるんだ、こうやって街を元気にしているんだということを、多くのみなさんに知って欲しいんです。
また、たくさんのチームに参加してもらい、地域と地域のつながりが生まれることによって、お互いの地域が盛り上がり、みんなが住みやすい街になっていくことを願っています。」

そう語る面川さんに、今後の目標を伺いました。

「今は、施設の中の“光舞隊”ですが、いつかは、施設の枠を越え、ひとつの活動団体として、さまざまな余暇活動を支援できるようになったらいいなと思っています。」

写真:マ・メゾン光星の「光舞隊」から、地域の「光舞隊」へ!

マ・メゾン光星の「光舞隊」から、地域の「光舞隊」へ!

みんなが共に踊り、楽しむことができる「よさこい」を通して、街を元気にしている「光舞台」の今後の活躍に、目が離せないナイチュウでした。

社会福祉法人 慈生会 マ・メゾン光星

住所: 〒329-3224 栃木県那須郡那須町大字豊原乙1189
TEL: 0287-77-1013
FAX: 0287-77-0996
URL:http://www.nasu-web.or.jp/~kousei/

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