2013/03/07

風切るスピード感!楽しさ広がるスキー体験。/栃木県障害者スポーツ協会

こんにちは! ナイチュウです。

今回ぼくは、那須塩原市にあるスキー場「ハンターマウンテン塩原」にやってきました。
たくさんの人がスキーやスノーボードを楽しんでいるこの場所で、「障害者スキー教室」が開催されると聞いて、参加させてもらったんでチュ!

この教室は、障害者スキーの普及と振興を目的に、「栃木県障害者スポーツ協会」が開催しているんだって。

画像:ハンターマウンテン塩原

ハンターマウンテン塩原は、障害のある方々にも快適にスキーを楽しんでもらえるよう、スタッフ研修を実施したり、バリアフリー化を進めているそうです。

障害者スキーは、障害の種類や程度によって、様々な楽しみ方があって、使われる用具もいろんなものがあるんでチュ。

両脚が不自由な方など、立って滑ることが難しい方々は、「チェアスキー」や「バイスキー」という、シートに座って滑るタイプのスキーを楽しんでいます。

画像:チェアスキーやバイスキー

「チェアスキー」は、1本のスキー板の上にシートが載ったもの。両手には、ストックの先に短いスキー板が付いた「アウトリガー」という用具を持ちます。

画像:チェアスキー

体重移動でターンしながら、アウトリガーでバランスを保ち、慣れた方はかなりのスピードで滑走します。
目線が低い分、スピード感があって、たまらなく刺激的なんだそうでチュウ。

2本のスキー板の上にシートが載ったものが「バイスキー」。
安定しているので、上半身に障害がある方でも楽しむことができます。

画像:バイスキー

補助スキーを装着すれば十分にスピードを体感できるそうです。
滑るときは介助者のサポートを受けて滑るんだって。

画像:介助者のサポート

立って滑る方々も、障害の種類などに応じて、いろんな工夫がされてます。
片足の方は、1本のスキー板とアウトリガーをうまく使って滑っています。
目が不自由な方には介助者がついて、安全に滑れるよう誘導します。

画像:目が不自由な方には介助者がついて誘導

栃木県障害者スキー協会会長の坂本裕明(さかもと・ひろあき)さんに、障害者スキーの現状や抱負について伺いました。

画像:栃木県障害者スキー協会会長の坂本裕明さん

「スキーを楽しんでいる障害者は、まだまだ少ないんです。
サポートするマンパワーの不足や、財源をどうするかなど、課題がたくさんありますが、それらを一つ一つクリアして、たくさんの方々にスキーの魅力や楽しさを知ってもらいたいですね。」

画像:指導体制も強化していきたい

「また、競技に参加したいという方の期待にも応えられるよう、指導体制も強化していきたいと思っています。
大きな舞台で活躍する選手はみんなの憧れですが、そんな選手がもっと増えてくれば、県全体のレベルアップにつながるんじゃないでしょうか。」

そんな思いを語ってくれました。

参加の方々にも感想を聞いてみたでチュウ。

画像:チェアスキーに挑戦した小野寺花織さん

チェアスキーに挑戦した小野寺花織(おのでら・かおり)さん。
「最初はちょっと緊張して腕に力が入ったけれど、楽しく滑れました。」
と笑顔で答えてくれました。

画像:お母さんと一緒にスキーを満喫

毎年荷物番ばかりだった花織さんのお母さんも、今回は20年ぶりのスキーを楽しんだとのこと。
花織さんもお母さんと一緒にスキーを満喫できて、とっても楽しそうでした。

画像:クロスカントリーの選手喜井寛さんサポート

クロスカントリーの選手で、デフリンピック日本代表の経験のある喜井寛(きい・ひろし)さん(写真中央)にサポートを受けながら、バイスキーにチャレンジしていたのは、長島花菜(ながしま・かな)さん。
「楽しかった!1本目より2本目のほうが楽しく感じた。」
と、だんだんスピードにも慣れてきた様子。

画像:パラリンピックの銀メダリスト黒須高さんのレッスン

リレハンメル・パラリンピックの銀メダリストで、栃木県障害者スキー協会設立者のひとりでもある黒須高(くろす・たかし)さん(写真右)のレッスンを受けているのは、奥畑直人(おくはた・なおと)さん。

画像:今年はチェアスキーにチャレンジ

「今回、2回目の参加です。
去年はバイスキーを経験したので、今年はチェアスキーにチャレンジしました。
最初のうちはスピードが出ると怖かったけど、何度も滑るうちに、このスピード感がたまらなくなりました。」
チェアスキーの魅力にハマってしまったようでチュね。

画像:鈴江道男さん鈴江啓司さん親子

ひと休みしながら、楽しげに談笑していたのは、鈴江道男(すずえ・みちお)さん(写真左)、鈴江啓司(すずえ・けいじ)さん親子。
啓司さんは2009年のスペシャルオリンピックス冬季世界大会・アイダホのアルペン競技に出場し、2種目で銀メダルを獲得したアスリート。

「スキーの魅力は、スピードと、自然の中で滑ることです。」
と語る啓司さん。
父親の道男さんによると、毎年参加しているスキー教室を通じて、ずいぶん仲間も増えたそうです。

画像:ぼくとのツーショット斎藤豪太さん

ぼくとのツーショット写真でほほえんでいるのは、斎藤豪太(さいとう・ごうた)さん。
スキー歴は10年以上なんだって!

「午前中は4本滑りました。午後はもっと滑りたいです!」
と元気いっぱいの豪太さん。
お母さんの悦子さんによると、お兄さんの影響で、見よう見まねでスキーを覚えてしまったそうです。
サポーターのお姉さんと一緒に記念写真!

画像:サポーターのお姉さんと一緒に記念写真!

今回のスキー教室は、スタッフを含めて44人が参加。
過去最高の参加人数だったそうです。

画像:今回のスキー教室はスタッフ含めて44人!

「自分もやってみたい!」、「道具はどうすればいいの?」、「お手伝いできることはないかな?」といった、ご要望・ご質問などありましたら、栃木県障害者スポーツ協会または栃木県障害者スキー協会までお問い合わせしてみてください。

栃木県障害者スポーツ協会

栃木県障害者スキー協会

  • 代表者:坂本裕明
  • 住所:〒321-0162 栃木県宇都宮市大和1-8-38
  • TEL:090-4539-0084
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