2012/03/02

愉快な市役所で“わくわく”タイム!/わく・わくショップU

「とちぎナイスハート広め隊」です。

「住めば 愉快だ 宇都宮」でおなじみの宇都宮市役所。
いろんな手続きや相談に、いつも大勢の市民の方々が訪れています。

そんな市役所の1階、南側入口の近くに、素敵な商品が並ぶお店を発見!
その名も、「わく・わくショップU」。

写真:わくわくショップU(ユー)

ここは宇都宮市内の障害者施設でつくられた商品を売っているお店。

宇都宮市では、はたらく障害者の自立を支援する様々な取組を行っていますが、このショップもそうした取組のひとつ。

人の出入りの多い市役所に開店することで、障害者施設の商品の売上げを増やし、そこで働く障害者の工賃アップにつなげようと、平成21年の5月にオープンしたそうです。

写真:手作りの商品がたくさん

さをり織りのバッグやマフラー、藍染めのハンカチやくつ下、牛乳パックをリサイクルしてつくった椅子など、手作りの商品がたくさん並んでいます。

写真:小物やアクセサリー

手書きの絵がかわいい木製クリップ、ビーズのネックレスやストラップ、小物やアクセサリーも充実しています。

また、日替わりで2~3箇所の障害者施設が出店し、パンやお弁当の販売も行っています。

写真:パンやお弁当の販売

市役所から委託され、このショップを運営しているのは、宇都宮市障害者福祉会連合会という社会福祉法人。
オープン当初から販売を担当している佐藤祐子(さとう・ゆうこ)さんが、素敵な笑顔でお店を案内してくれました。

写真:佐藤祐子(さとう・ゆうこ)さん

「今日の“売り”を考えて、商品のレイアウトにはいつも気を配っています。」
もともと販売のお仕事をされていたという佐藤さんは、その知識と経験をフルに生かして、お店の雰囲気づくりに余念がありません。

“私も毎朝の洗顔に使っています お気に入りの石鹸です”
“コーナーにちょこんと飾るとかわいい 小麦人形”
商品に添えられたコメントが、お客さんの興味をひきます。

「お客様から教えられることもたくさんありますよ。
こうしたら便利、こうすればかわいい、そういった貴重な意見は作り手のみなさんにもお伝えするようにしているんです。」
そうして改善された商品の中には、クチコミで評判を呼び、売上げアップにつながったものもあるそうです。

写真:クチコミで人気の小物

店頭に並ぶ商品を知りつくし、日替わりで売られるパンも全部食べたという佐藤さんは、どれを買おうか迷っているお客さんにも的確なアドバイス。

このショップで働きはじめてから、手話も学んだとのことで、耳の不自由なお客さんの商品選びもお手伝いしているそうです。
ショップを訪れていたお客さんにもちょっとお話を聞いてみました。

ビーズ製品を熱心に見ていた方。
「手芸品に興味があるので立ち寄ってみました。
自分でもこんなアクセサリーを作ってみたくなりますね。」

パンを物色していたお客さんは、たびたび買い物に訪ねてこられるらしく、
「今日は、パンを買いに来ました。
以前こちらで買ったブレスレットやネックレスなんかも持ってますよ。」
と、楽しそうに答えてくれました。

お昼が近づくと、パンやお弁当を目当てに訪れるお客さんが次々と集まってきます。

写真:お昼のお買いもの

この日の日替わり販売は、「ほっとスペース・ひだまり」の中華弁当と、「宇都宮市泉が丘ふれあいプラザ」のパンや焼き菓子。

「ほっとスペース・ひだまり」が運営する「ふくふく亭」の中華料理は、先日このブログでも紹介させていただきましたが、丼物を中心とした中華弁当はどれもおいしそう。

写真:「ふくふく亭」の中華料理

スタッフの方によると、「こうした場所でたくさんのお客さんと接することが、働いて自立しようとしている障害者のみなさんにとって、良い勉強の機会になっているんですよ。」
と話してくれました。

パンやお菓子を販売していたのは、「宇都宮市泉が丘ふれあいプラザ」のみなさん。
「今日は40種類を超える商品を持ってきました。
オススメは、“黄ぶなの贈り物”という、いちごらすくです!」

写真:いちごらすく

このラスク、付加価値の高い商品を共同で開発しようという、市の取組“授産品創造・開発プロジェクト「U」研究会”を通じて誕生した商品。
百貨店で行った販売会などでも評判だったそうです。

写真:子供たちも訪れます

子どもからお年寄りまで、いろんな方が訪れる市役所で、市民のみなさんに親しまれている「わく・わくショップU」。
障害者施設の売上げアップに貢献するだけでなく、障害のある方々の働きぶりをたくさんの人に知っていただく良い機会にもつながっている・・・。
取材でおじゃまして、そんなことを感じました。

みなさんも、宇都宮市役所にお越しの際は、ぜひ「わく・わくショップU」にもお立ち寄りください。
佐藤さんが、笑顔で迎えてくれますよ。

写真:店内

 

わく・わくショップU

  • 営業時間:月曜日から金曜日(祝祭日を除く)までの午前10時から午後3時まで。
  • 「わく・わくショップU」では、宇都宮市内にある事業所のうち、19事業所が参加し、障害のある方々がつくった商品を販売しています。手提げバッグ、コースター、石鹸などの日用品から、さをり織り製品や、マフラー、ルームブーツといった、季節に応じたアイテムも取り扱っています。
    なお、パン、クッキーなどの食料品は、特設品として各事業所が日替わりで販売。
    ※販売スケジュールは店頭もしくは、ホームページで確認できます。
  • 問い合わせ先:「わく・わくショップU」 028-632-7397
  • WebアドレスURL: http://www.wakwakshopu.org/
このエントリーをはてなブックマークに追加

この記事を読んだ人は、こんな記事も読んでいます

コメント

“愉快な市役所で“わくわく”タイム!/わく・わくショップU” への3件のフィードバック

  1. モー より:

    おいしいクッキー、そう、とちまるくんクッキーを食べました!
    東京の甥が誕生日なので、数枚おすそわけしました。
    お菓子・・・
    作られたストーリーを想いながら食べると格別に美味しいって思います。
    考えると、食べ物って『こころ』ですよね。
    野菜や果物。
    直売所でみかける生産者さんの顔写真。
    それだけで野菜が美味しそうに、実際美味しいですもの!
    甥、クッキーを食べながら何を感じ、おもうんだろうねぇ♪

    本当に、ありがとうございました!

    • とちぎナイスハート広め隊 より:

       とちぎナイスハートニュースをご覧いただきありがとうございます。
      「とちまるくんクッキー」美味しく食べていただけたようで何よりです。
       3月17日よりとちぎナイスハートフェスタが開催されます。イベント情報をご覧いただき、ご来場いただけましたら嬉しく思います。
       これからも、とちぎナイスハートニュースをよろしくお願いいたします。

  2. ユミ・ライアン より:

    今度の水曜日(^-^)/
    行きたいな~。気になるのはラスク&さをり織。
    そして佐藤さんのスマイル。

    【p.s.】先日、4日間ダウンした(;´д`)若いつもりでも、完全に初老牧場に入ってるって実感しました。少し自分に優しく労って過ごします。みなさんも、ご自愛してムリしないように…。

コメントを残す

コメントについての注意

※お名前はハンドルネームでOKです。
※メールアドレスはフリーメール・携帯メールでも構いませんが、連絡が取れるものをご入力下さい。なお、メールアドレスは非公開です。
※頂いたコメントは、本ブログを運営する“とちぎナイスハート広め隊”が確認したあとに掲載します。掲載までにお時間がかかることがありますので、ご了承ください。
※なお、“とちぎナイスハート広め隊”が不適切と判断したコメントは掲載されない場合がございますので、ご了承ください。

このブログは、栃木県障害福祉課が運営しています。障害を持ちながら活躍する方や、その支援者の取組などを紹介しています。
以下、記事カレンダーや最新記事一覧、最新コメント一覧などの案内です。読み飛ばす場合、「記事に戻る」か「メインメニューへ」をお使いください。

記事カレンダー

2017年10月
« 6月    
1234567
891011121314
15161718192021
22232425262728
293031