2012/07/10

あなたの「コリ」、ほぐします!/とちぎライトセンター

こんにちは。
とちぎナイスハート広め隊です!

毎日仕事でパソコン画面を見続けているせいか、最近肩がガチガチです。
このひどい肩こりがどうにかならないものかと考えていたところ、あるところに頼もしいマッサージ師がいるとの情報をキャッチ!
さっそくお伺いしてみました。

写真:とちぎライトセンター外観

訪れたのは、宇都宮市竹下町にある、「とちぎライトセンター」。
職員の菱沼勲(ひしぬま・いさお)さんが、施設についてご紹介してくださいました。

とちぎライトセンターを利用されているのは、おもに視覚障害のある方々とのこと。
自立して生活していくための知識や技能を身につけていただくための訓練などを行っているそうです。

「視覚障害」といっても、全盲の方から弱視の方まで、障害の程度も様々で、20代から60代まで、幅広い年代の方々が利用されています。
さっそく作業の様子をのぞかせていただきました。
指先や耳の感覚を頼りに、細かな作業をスムーズにこなすみなさん。

写真:作業中のみなさん

作業の内容などを尋ねると、造花の花を軸に巻き付ける作業だったり、牛乳パックを再利用して椅子をつくる作業だったり、細かな工程をていねいに教えてくれました。

あふれるほどの元気でお話を聞かせてくれたのが、半田翔(はんだ・しょう)さん。

写真:半田翔(はんだ・しょう)さん

半田さんには目標となる先輩がいて、「先輩のようになりたい!」という気持ちが仕事をする上での、大きなモチベーションになっているそうです。
「今はいろいろなことを吸収して、早く周りから頼りにされる存在になり、責任ある仕事をしていきたいです。」
今後の抱負を語るその姿は、頼もしい限りでした。

半田さんは、10キロ以上離れた道のりを、路線バスなどを乗り継いで通っていらっしゃるとのこと。
大雪で交通機関が乱れ、歩道に雪が積もっても、頭の中の地図と白い杖を頼りに、何とかたどり着いてしまうと聞き、その行動力にビックリ。

写真:点字を打つ機械やプリンター

作業室を後にして、マッサージ室に向かおうとすると、
「こんな仕事もしてるんですよ」と、また別の部屋を案内してくれた菱沼さん。

そこには、点字を打つ機械やプリンターなどが並んでいました。

ここでは、文章を点字に翻訳して印刷する、点訳の作業が行われているそうです。
宇都宮市の広報誌をはじめ、様々な資料の点訳の依頼を受注しているとのこと。

「お手持ちの名刺に、点字を入れることもできますよ」と菱沼さん。
福祉関係者ばかりでなく、一般の企業におつとめの方からの注文もあるそうです。

写真:点字シールの出来上がり

そして、いよいよマッサージ体験!

ここではたらくみなさんは、あん摩マッサージ指圧師の国家資格を持つ方々。
平日、日中のみオープンということで、仕事帰りに立ち寄ったりするのはちょっと難しいですが、1時間1,500円という料金は大変魅力的。

横になった私の肩に手を置き、「こってますねえ」と声をかけてくださったのは、関谷耕三(せきや・こうぞう)さん。

写真:関谷耕三(せきや・こうぞう)さん

親しみやすい口調で、軽妙な世間話を交えながら、ベッドに横たわった私の体をていねいにほぐしはじめました。

右肩から右足へ関谷さんの指先が移ると、
「ヒザとか痛くなりませんか?」とひと言。
時々痛む部分だったので、この言葉にはおどろいてしまいました。

関谷さんの指先が、私には見えない何かを感じ取っているんでしょうか。

写真:マッサージ中

今回は限られた取材時間だったため、右半身だけのマッサージ体験でしたが、心までほぐされていくようで、すっかり体が軽くなりました。

写真:とちぎライトセンターのマッサージ師のみなさん

今回の取材を通して、いろんなことを学ばせていただいた「とちぎライトセンター」。
光を失うという大きなハンデを負いながらも、持てる能力を存分に生かし、様々なことにチャレンジしている視覚障害者のみなさん。

こうしたチャレンジが実を結び、活動の場が広がっていくためには、周囲のちょっとした配慮も大切であると知りました。
身の回りの商品などは、デコボコやギザギザなど、指で判別できるわずかな目印があれば、目が不自由でも便利に使えるようになる。
そうした知恵は、みんなで力を合わせれば、まだまだ出てくると思います。

くわしくご紹介できませんでしたが、ここではクッキー、さをり織り製品、石けんなどの製品など素敵な商品もいっぱいつくっています。

これらの商品は、施設でも販売しているほか、宇都宮市役所の「わく・わくショップU」でも扱っているそうですので、立ち寄る機会がありましたら、ぜひ手に取って見てください。

 

とちぎライトセンター

 

・牛乳パック椅子 1,000円(ハーフサイズ)
・牛乳パック椅子 1,300円(ノーマルサイズ)
・牛乳パック椅子 1,700円(2倍サイズ)
※牛乳パック椅子はとちぎライトセンターのほか、道の駅もてぎでも販売しています。

・あんまマッサージ 1時間 1,500円
※宇都宮市発行の助成券をご利用の場合は500円となる場合があります。

・手作り石けん 100円(1個)
※キッチンの汚れなどにおすすめです。

・点字名刺作成 1,200円(100枚)
※お手持ちの名刺に、点字を刻印します。

※詳細はとちぎライトセンターまでお問合せください。

このエントリーをはてなブックマークに追加

この記事を読んだ人は、こんな記事も読んでいます

コメント

コメントを残す

コメントについての注意

※お名前はハンドルネームでOKです。
※メールアドレスはフリーメール・携帯メールでも構いませんが、連絡が取れるものをご入力下さい。なお、メールアドレスは非公開です。
※頂いたコメントは、本ブログを運営する“とちぎナイスハート広め隊”が確認したあとに掲載します。掲載までにお時間がかかることがありますので、ご了承ください。
※なお、“とちぎナイスハート広め隊”が不適切と判断したコメントは掲載されない場合がございますので、ご了承ください。

このブログは、栃木県障害福祉課が運営しています。障害を持ちながら活躍する方や、その支援者の取組などを紹介しています。
以下、記事カレンダーや最新記事一覧、最新コメント一覧などの案内です。読み飛ばす場合、「記事に戻る」か「メインメニューへ」をお使いください。

記事カレンダー

2017年10月
« 6月    
1234567
891011121314
15161718192021
22232425262728
293031