栃木と東京の2店舗で店長を務めた俺が教えるキャバクラの仕組み
キャバクラで滞在時にかかる料金システム
キャバクラの指名システム「本指名」と「場内指名」について
ヘルプのキャバ嬢について
東京のキャバクラと栃木のキャバクラの特徴と違い
キャバクラの仕組みはこうだ!
自分の働いてるお店のシステムを知っておくのは、キャバ嬢としては当たり前のこと。
2つのお店のキャバクラの店長を勤めてたことがある俺が、キャバクラのシステムについて教えていきます!
キャバクラは、お客様とおしゃべりをしながら一緒にお酒を飲むところ。
お酒を作りつつ、お客様との会話を盛り上げて気分良くお店で過ごしてもらう。
言ってしまえば「お客様を接待する」という言葉が近いかもね。
実際法律的にも、キャバ嬢の接客は「接待」という分類に入るし。
キャバ嬢の接待を受けるために、お客様はキャバクラに行ってるんだけど、本心はそのキャバ嬢のことが好きだから・下心があるから、という人がほとんど。
そうしたお客様の本心を把握した上で、「キャバ嬢として」お客様に対応することができるのが人気の取れるキャバ嬢かな。
まぁ、この辺の話は置いといて(笑)
ここではまず、キャバクラの料金や指名など、キャバクラでの基本的なシステムについて紹介していくね。
”キャバクラで働こうと思ってる”、”ちょっと興味がある”女の子はまずは基本システムについて知っていくことから始めてみよう!
料金のシステム
料金面で言うと、キャバクラでは「セット料金」という基本の料金があるんだけど、それは30分とか1時間で決められてて。
そこからさらにオプションとして指名料金やドリンク代、ボトルのオーダー代なんかが掛かっていくっていうシステム。
キャバ嬢は基本的には時給制だけど、このオプション代の何割かがバックとして時給の上にさらに上乗せされるから、頑張って接待すればするほど稼げるんだよね。
オプションや最終的に掛かる料金はかなり種類がある。
ちょっとここでキャバクラで掛かる料金についてまとめていこうと思います!
キャバクラに来店した時の基本料金。時間で決められてることが多い。【 指名料 】
キャバ嬢を指名した時の料金。お気に入りのキャバ嬢がいる時に支払う。
【 ドリンク ボトル料金 】
ドリンクやボトルをオーダーした時に掛かる料金。フードも同様。
【 税金 サービス料 】
全体の支払いの10%~20%ほどをサービス料・税金(TAX)として支払う。
【 チャージ料 】
席に座った時点で掛かる料金。時間で決められているわけではない。
チャージ料はあるお店とないお店がある。
セット料金+延長料金のところもあれば、チャージ料+ドリンク代というところもある。
指名のシステム
キャバクラに欠かせない『指名システム』について。
全国各地どこのキャバクラにも指名システムは必ずあると言っていい!
そんな指名にも、実は2種類あるって知ってた?
その2種類とは「本指名」と「場内指名」。
本指名とは
「本指名」はお客様がお店に来店した時点で、「Aちゃん指名で!」と席に座る前に指名をすること。
要するに、お客様はそのAちゃんを目的にそのお店に来店している、ということになるよね。
だからキャバ嬢にとっては”本指名の数をどれだけ増やせるか”がキャバ嬢としての人気に直結してる。
指名ノルマがあるお店では、この本指名を1本として扱って数を競い合ってるところが多い。
そうした本指名をするお客様のことを「指名客」って言って、逆に誰も指名しない場合は「フリー客」って言うのが一般的だね。
場内指名とは
「場内指名」は席に着いた後に、途中でキャバ嬢を指名をすること。
フリー客で来店するとボーイが今指名を持ってないキャバ嬢を付けるんだけど、そのフリーで付いたキャバ嬢を気に入ったとする。
偶然フリーで付いたAちゃんをいいなと思っても、指名をしてなければある程度時間が経てば他のキャバ嬢に変えられちゃうから、その場で「Aちゃんを指名で」と言います。
そうすればAちゃんは、場内指名としてずっとそのお客様を接客することになるっていうシステム!
ヘルプについて
ヘルプは人気のキャバ嬢のサポート役っていう意味が一番近いかな。
例えばそのお店で一番人気のキャバ嬢Bちゃんがいたとして、そのBちゃんを本指名のお客様が同時に来店したとする。
Bちゃんに分身してもらうことはできないし、交互に一定時間ずつその本指名のお客様の席を回ってもらうことになるんだよね。
だからBちゃんがテーブルにいない間、お客様の貴重なキャバクラでの時間を存分に楽しんでもらうために、キャバ嬢が他の席にいってしまって空いたお客様の接客をするというのがヘルプの仕事。
特に指名をあまり持ってないキャバ嬢が任されることが多いかな。
「気に入られればそのまま指名客を増やせるんじゃ?」と思うかもしれないけど、ヘルプはあくまで本指名のキャバ嬢のサポート。
媚びるような接客をするのはもちろん、連絡先交換も絶対NG!
他のキャバ嬢のお客様を取ってしまうことは、キャバ嬢同士の空気を悪くすることにも繋がるしね。
ヘルプは新人キャバ嬢や、指名があまり持っていないキャバ嬢が任される
ヘルプは指名キャバ嬢がいるお客様を横取りするような行為は暗黙のルールで禁止されている
基本的に昼も夜もキャバクラの仕組みは同じ
ここまで基本的なキャバクラのシステムについて紹介してきたけど、夜のキャバクラだけの話かというと、実はそうではないんだよね。
昼キャバと夜キャバの違いは営業時間くらいしかなくて、昼キャバのシステムもほとんど夜キャバと同じ。
あえて違いを取り上げるとすれば、客層くらいかな。
夜キャバは昼に働いて夜の時間が自由な人が来るけど、昼キャバは逆。
平日に時間がある人や、夜に働いて昼の時間が自由な人がたくさん来る。
システムは一緒だけど、お店の雰囲気を見ると客層によって多少違いはあるかな、と感じるね。
昼キャバと夜キャバの細々とした違いや客層の違いついては、別の記事でまた詳しく書いていくよ。
ここではあくまで、昼キャバと夜キャバではシステムに大きな違いはないっていうところだけ知ってもらえればいいかな!
東京と栃木のキャバクラの特徴
俺は栃木と東京、2つのキャバクラの店長として働いたことがある。
栃木に関してはボーイの仕事もしてたしね。
そんな俺がここで紹介したいのが、東京と栃木のキャバクラの特徴。
意外とよく聞かれるんだよね(笑)
とはいえ、最初に言ったようにシステムに関しては大した違いがないんだ。
栃木のキャバクラも東京のキャバクラもシステムは同じ。
でも雰囲気は結構違うかな。
まず、栃木のキャバクラはお客様が宇都宮近辺の地元民が多い。
年配のお客様はもちろん、若い人も客層として多かった。
だから特に宇都宮の中心街では、何年も何十年も愛されているような老舗のキャバクラもたくさんあったね。
詳しく知りたいなら↓のサイトを見てみるといいよ。
宇都宮のキャバクラ求人 / ナイトワーク求人・体入・バイト一覧
https://www.tainew.com/shoplist/area/92/
あと、俺の働いてた宇都宮のお店やその近辺だけの話かもしれないけど、お酒の種類が異様にあった(笑)
そのためにプロのバーテンダーも雇ってたし。
東京に来て、「えっ、これだけしかないの!?」ってかなり驚いた。
時給面で言うと、やっぱり都心に比べると栃木の方が低めのお店が多いね。
栃木のキャバクラの平均的な時給で2500円~3500円くらい。
歌舞伎町とか、東京のお店に比べると低めだよね。
でも馴染みのお客様が多くて働きやすいし、人間関係はかなり楽だったから、俺としては栃木でのキャバ嬢の仕事もおすすめしたい!
栃木のキャバクラの客層は地元民が多く、年齢は若い人~年配まで幅広い
栃木のキャバクラはお酒の種類が異様に多い
栃木のキャバクラは時給が2500円~3500円程